常識しらず
皆様、こんにちは。茨城県ひたちなか市にある、プチ結婚式場&ウェディングフォトスタジオ「アンシャンテ」、ウェディングドレスショップ「ブランシェ」のマネージャー、小野哲人です。
私は一昨年にアンシャンテをプロデュースした小野写真館に入社する前までは、全く異なった仕事(金融関係)をしていたため、写真館における常識を全くわかっていませんでした。簡単に言えば「常識しらず」です。嫁には一般生活でも「常識しらず」なんて良く言われます。(笑)
こんな常識知らずな私は写真館を継ぐと決め、写真を一から勉強するためにアメリカに渡る前に一度、大きな写真館団体のセミナーに参加したのです。何故アメリカにいったのかは、ココをクリックして下さい。
その団体は、写真館の中ではとても元気があり、2代目若手経営者が中心でした。そのセミナーにでてとてもびっくりしました。何故か参加していた写真館経営者の方が、揃って今では一部上場している子供写真館スタジオアリスの批判をしていました。
ある方は、「スタジオアリスの写真は写真じゃない」「色が悪い」「レベルが低い」。僕は驚きました。私は、もともと全く異なった業界で仕事をしていたので、その当時業界の常識についてはわからなかったのですが、とにかくスタジオアリスというのは、写真館関係者から言わせれば常識はずれであったようです。
スタジオアリスが、その当時で年商150億円以上あり、その場で批判している写真館全部の売上を全部足しても、足元にも及ばない数字であった事だけは事実でした。僕は、現実として多くの消費者、つまり子供を持つ親がスタジオアリスを利用している現実を見ようとしない、写真館業界は大丈夫なのか?と正直思ってしまいました。
そんな事もあって、小野写真館の社長であり、私の父親である社長の反対を押し切ってまで、その業界団体から離脱しました。この決断は正しいかどうかはわかりませんが、これから数多くの幸せの瞬間を「カタチに残す」ためには、業界の常識はある意味マイナスになる、と判断したからです。
逆に言うと、業界の当たり前といわれている常識を知らない事も、ある意味プラスになる、とも思いました。僕のような、「常識しらずのバカ」にも、生きる道があるかもしれない、とも思いました。
今でこそようやく、スタジオアリスを認めて、このようなスタイルに追随していく写真館が多くなりました。僕も、子を持つ親として一度スタジオアリスに撮影しにいきました。いろいろ思うことはありましたが、とても楽しい時間を過ごせましたし、何より子供達も喜んでいました。
正直、心の中では小野写真館のライバルであるスタジオアリスのマイナスな点をみつけようと思っていたかもしれませんが、マイナスな点はひとつも見当たらないところか、プラスな点ばかり見えてきました。
マニュアルがしっかりしていて、スタッフの動きも全く無駄もなく、楽しい時間が過ごせました。何より、子供達も楽しそうだったし、その当時2歳の小野家の暴れん坊の長男をカメラマンが一人でてなづけて、撮影していました。これには本当にびっくりしたし、感心しました。
はじめは、写真1枚だけ購入しようと思っていましたが、勉強させていただいた上に、楽しかったので思わずアルバムを購入してしまいました。(笑) それと同時に、小野写真館のような地域の写真館が、大手と同じ事をしても絶対にかなわないと思いました。
本当に、ライバルをこんなに宣伝していいのか?(笑)でも、もしお子様の七五三をお考えの方がいらっしゃったら、小野写真館に来てくださいね。うちも負けてないですよー。(笑)
しかしながら、スタジオアリスに親の立場として写真を撮影に行った結果、これからの小野写真館の進むべき道が見えました。小野写真館はスタジオアリスのやり方の真似をせず、独自のやり方でお客様に対して喜んでいただけるお店にしたいと思っております。
アンシャンテも同じですが、大手にはない人と人のつながり、出会いを大切にして、マニュアルではできない接客、そして大手では出来ない魅力あるこだわった商品、オリジナル衣装や衣装コーディネートを前面に出していこうと思っています。
そして昨年無謀にも、地域の写真館である小野写真館が、アンシャンテをプロデュースして、本格的にブライダル業界に参入してしまいました。「写真」をメインの商品に打ち出したブライダル専門店は、ブライダル業界や写真業界では常識しらずだったようです。
当然のように私もスタッフもブライダルに関しては素人だったので、ブライダル業界の当たり前という常識はあまり知らなかったのが事実です。逆にオープンしてから今までの間で、あらゆるブライダル業界の常識を学んできました。
もしこのような常識にとらわれていたら、写真をブライダルの中心にする、「文化をつくる」、なんて言えなかったかも知れませんね。でも今となっては、結婚式場がカタチとして残らない料理、飲み物が中心に運営されている、なんていう常識を知らなくてよかったと思います。
僕は、時間がかかっても写真が日本の結婚式の中で、重要視される時代がくる事を信じています。そしてその文化を、アンシャンテが茨城県ひたちなか市から全国にむけて発信していきます。
無謀で、常識しらずかもしれませんが、スタッフと共に挑戦していきたいと思います。
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小野写真館の会員制撮影システム、ラブリーストーリーがお蔭様で1700組を超えました。本当にありがとうございます
↑小野写真館スタッフが素晴らしいサイトを作りましたので、お時間がある方はご覧頂ければと思います。
茨城県にあるプチ結婚式場&ウェディングフォトスタジオ アンシャンテ
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茨城県ひたちなか市にあるブライダルエステサロン ピエニュ