アメリカでの生活 Part3 「涙の出産編」
皆様、こんにちは。茨城県ひたちなか市にある、プチ結婚式場&ウェディングフォトスタジオ「アンシャンテ」、ドレスショップ「ブランシェ」のマネージャー、小野哲人です。
今日まで出張です。4日間、つまらない僕のブログにつきあって頂きありがとうございます。
まずは「アンシャンテ誕生物語」を読む人はココをクリック。
アメリカ生活、赤ちゃん出産編のPart1「渡米前に妊娠が判明」編を読む人はココをクリック。
Part2「産婦人科探しから、感動の出産直前まで」編を読む人はココをクリック。
明日からは、お客様のお写真を中心に掲載していきますのでよろしくお願いいたします。
最後は、「涙の出産編です。」
出産直前、私は毎日、学校に課題にで大忙しでした。ですので、授業中も、スタジオで撮影中も、いつ携帯に陣痛の連絡があってもおかしくないのです。その時の授業は、毎日スタジオにグループで10時間程度こもっている事も多かったので、いつもドキドキでした。
そして、2月13日夜に記念として、私が嫁の妊婦姿を写真におさめました。私はその夜、通っていた大学の日本人の集まりで、友人宅に行ったのです。その後夜の1時頃に帰宅すると、嫁は冷静に「もしかしたら陣痛きたかも?」って言うのです。
裏話ですが、このような陣痛がおきていた状況で、嫁は冷静にネイルをぬっていました。ちょっと僕には理解できませんでしたが、出産の時に少しでも綺麗な状態でいたかったようです。
僕はすぐに病院に連絡をし、長女を起こしました。その時長女はまだ5歳でしたが、本当にこれから赤ちゃんが産まれるという事を理解してか、夜中2時に起こしても、騒ぎもせずに、ずっとお利口にしていました。そして出産が終わるまで、何一つ騒がずに、出産に立会ったのです。もしかしたら、長女も何度も産婦人科にいきましたし、なんとなくこのような状況を理解していたかもしれません。僕は、その日長女の成長を感じて嬉かったのを、覚えています。
そして車で約20分、夜中の2時すぎ頃に病院に到着し、個室にいきました。それから、生まれるまでの約8時間、僕は通訳も兼ねて壮絶な出産に立ち会いました。もし、日本であれば出産に立ち会わなかったと思います。
僕はついていました。子供の産まれる瞬間のあの感動、そしてなにより、嫁の痛みや苦しみをずっと見ていたのですが、僕はその壮絶な状況を見て、あの痛みの中で出産する嫁を見て、尊敬の念を抱けるようになりました。僕には絶対に絶えられないと思いました。
もしアメリカへいかなかったら、あの赤ちゃんが生まれてくる瞬間を見れなかったら、と思うと、それだけでもアメリカに行った価値がありました。
嫁から赤ちゃんが産まれる瞬間、泣き声が聞こえた瞬間、今でもその事を思い出すと涙がでるくらいの感動でした。そして気づいたら、産まれた日は私の誕生日と同じ2月14日だったのです。もし日本で産まれていたら、時差の関係上15日だったので、なんか運命を感じてしまいました。
お腹の赤ちゃんも、出血により早産の可能性があったものの、予定日より2週間ほど早かったものの、元気よく生まれてくれました。それに、妊婦の記念としてお写真をとった、ほんの数時間後に陣痛が始まったのです。
もしかしたら、お腹の赤ちゃんが、僕が写真を勉強していて、ずっと撮ろう、撮ろうって言っていた、嫁の妊婦姿を撮影した時点で、もういいだろうって出てきてくれたのかもしれません。私が写真を撮るまで、お腹の赤ちゃんは、必死で、でてきたかったのを我慢していてくれたのかもしれません。それに偶然にも学校が休みの日だったのです。お腹の中の赤ちゃんが、僕の勉強や授業に気を使ってくれたとは思いませんが、そう思わずにはいられませんでした。
留学を決意し、妊娠が判明し、病院を探し、出産までの出来事は、我々家族にとって忘れられない出来事です。嫁も、私も、長女も、お腹の中の赤ちゃんも、皆で協力して、そして数多くの人の助けを借りて、なんとか、アメリカで感動の出産までこぎつける事ができました。
そして、今年、もうひとつの奇跡が起きました。このアンシャンテがオープンしたまさにその日、3月31日に次男が産まれたのです。僕は、今回の出産は仕事もあったので、もし仕事中であれば、出産に立ち会えない事は覚悟していました。
しかしながら、3月31日の午前7時頃陣痛がきて、その後病院にいき、出産は多分お昼前後だろうと先生はおっしゃっていましたが、急きょ陣痛が進行し、なんとまたまた、出社前に出産に立ち会えたのです。
僕は男性の方には是非とも、出産に立ち会って頂きたいと思います。おおきな感動とともに、男性では耐えられない痛さに耐える、嫁を見ることによって、その状況を見ることはとてもつらい事ですが、またひとつ大きなものを得られると思います。
アメリカで産まれた男の子も、今ではやばいくらい元気いっぱいです。会社に帰って寝るまで、ずっと走り回っています。以前は恐竜が大好きで、「ウワーウワー」何処でも叫んでいましたが、今のブームはアンパンマンです。家に帰るなり、アンパンチが飛んできます。長女も今では小学校2年生。アメリカ時代と比べると、たいぶ大人になりました。家族についてはこのブログで紹介しています。
この4日間、僕個人の日記に付き合って頂いてありがとうございました。
アンシャンテでは毎月多くの結婚式があります。結婚するという事は、新しい家族の誕生を意味します。この素晴らしい家族がアンシャンテから誕生する事に、誇りを持ち、素晴らしい家族の誕生に少しでもアンシャンテがお役に立てれば嬉しい限りです。
私ども家族は、現地で様々な人の支援があり、アメリカ生活を満喫する事ができました。その方への恩返しも込めて、今度は家族が受けた恩を皆様に返す番です。
アンシャンテを通して、皆様の幸せをプロデュースしていきたい。そして幸せの瞬間を「カタチに残す」素晴らしさを、多くのカップルに伝えていきたい。それが僕の、アンシャンテの、そして小野写真館の使命です。
アンシャンテネクストにアメリカの写真大学時代に撮影した作品を掲載しました。そこには、私の家族である、嫁、長女、アメリカで生まれた長男の写真も掲載しています。時間がある方は、アンシャンテネクストのstaffのマネージャーをクリックし、下の部分、「マネージャーのギャラリーへ」をクリックして下さい。
アンシャンテネクスト(お客様とスタッフとの交流の裏サイト)を見てみる。こちらも毎日、日記を更新しています。よろしくお願いいたします。←自分大好き5号募集中。詳しくはここのstaff,diary、掲示板をチェック。掲示板への書き込みをお待ちしています。スタッフももっともっと、皆様とコミニュケーションをとりたいと思っています。
小野写真館の会員制撮影システム、ラブリーストーリーがお蔭様で1700組を超えました。本当にありがとうございます
↑小野写真館スタッフが素晴らしいサイトを作りましたので、お時間がある方はご覧頂ければと思います。
茨城県にあるプチ結婚式場&ウェディングフォトスタジオ アンシャンテ
茨城県にある個性溢れるドレスショップ ブランシェ
茨城県ひたちなか市にあるブライダルエステ
アメリカでの生活 Part2「産婦人科探しから、感動の出産直前まで」
皆様、こんにちは。茨城県ひたちなか市にある、プチ結婚式場&ウェディングフォトスタジオ「アンシャンテ」、ドレスショップ「ブランシェ」のマネージャー、小野哲人です。
本日も私は研修中です。今日は挙式が複数あるので、本来であれば、お客様を掲載したいのですが、マネージャーの叫びにお付き合い下さい。
本日は、アメリカでの生活Part2「産婦人科探しから、感動の出産直前まで」編です。始めに「アンシャンテ誕生物語」を読む人はココをクリック、アメリカでの生活Part2「渡米前に嫁の妊娠が判明」編を読む方は昨日のブログを読んでください。
アメリカに到着し、住むアパートが決まった私の家族は、まず最初に産婦人科を探す必要がありました。但し、まだ渡米したてで、英語もままならない私にとって、近くの病院にいくのは無理があります。我々家族が住んでいたサンタバーバラには日本語を話せるスタッフがいる産婦人科などありません。
私どもが住んでいたのは、サンタバーバラというロサンゼルスから約車で2時間の、とても美しい港町でした。(サンタバーバラを見てみたい方は、現地でお世話になった恩人が運営するこのサイト。)
このサンタバーバラという街は、日本ではあまり有名ではありませんが、アメリカでは観光地として有名な場所です。郊外には、マイケルジャクソンの邸宅(ネバーランド)や、ブラットピット、マイケルダグラスなどの別荘、レーガン元大統領の出身地、また有名人が結婚式を挙げる事でも有名です。例えば、ジェニファーロペスとベンアフレックなどが結婚式を挙げています。
ちょっと話がそれちゃいましたので、本題に戻します。私達はまず、ロサンゼルスにある、日本人が通う食品スーパーにおいてあった日本人のための情報誌、いわゆるタウンページみたいなものを見つけ、その中で日本人スタッフがいる病院を見つけました。そして℡をかけ、3回程、車で約3時間かけて、ロスの病院に通ったのです。その時に現地のMIWAKOさんに本当にお世話になりました。その方が英語を話せない私のサポートをしてくれたのです。
ただし、このまま検診のために、ずっとロスまで通う事はできません。出産の時も3時間かけて、ロスまでいくなんてありえません。ですのでMIWAKOさんに、その時もお世話になり、現地のサンタバーバラにある、日本で言えば市立病院のような病院に通う事になりました。
それからは月に2度、直前は毎週、病院に通う事になりました。その時は言葉の問題もあり大変でしたが、もし私がアメリカにいなければ、妻や子供と一緒に産婦人科に通うことはなかったと思います。
僕は本当に貴重な体験をしました。毎回通い、先生から子供の進捗状況を聞き、超音波写真を見たり、検査をしたり、私は一応通訳の役目もありましたので、当然全ての検診に立ち会いました。ですので、毎月おなかの赤ちゃんの成長が楽しみでしたし、何度も通うと、病院にいくこと自体がイベントのような、家族皆の楽しみになりました。
母体も赤ちゃんも順調でした。そして渡米した年、初めて私ども家族は、学校も冬休みに入りましたので、車で約5時間のサンディエゴにある水族館テーマパークであるシーワールドへ1泊旅行したのです。それまでの期間、アメリカでの新生活、学校、病院通いなど、怒涛の4ヶ月でしたので、我々家族にとってはほんとに楽しい1日でした。
しかしながら、長い車の移動が応えたのか、旅行後、嫁が出血してしまったのです。僕は大慌て、すぐに病院にいって長時間、母体及びお腹の中の赤ちゃんの検査をしました。早産の可能性があるとの事で、絶対安静、とにかく家事をするのをやめて、とにかく休んでなさいとの先生の言葉でした。
僕はまた不安になり、インターネットで早産や妊娠中の出血などをいろいろ調べ心配ばかりしていました。でも、また根拠はないと思うんですが、嫁が「私も、お腹の赤ちゃんも、絶対大丈夫だから。この子は早産にならずに、ちゃんと生まれてくるから大丈夫だよ」と、いつも冷静に言うんです。僕は、またしても、嫁の一言に救われました。
僕は何故あのような状況の中で、嫁は冷静でいられるのか?、あの自信は何処からくるのか?、不思議でしかたありませんでした。でも2回もその自信に救われたのは事実です。
あとは、家族みんなで無事に赤ちゃんの誕生を願うばかりです。
明日は、感動の赤ちゃん出産編です。私はもちろん、立会いましたが、今でもその感動は忘れることはありません。明日もよろしくお願いいたします。
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小野写真館の会員制撮影システム、ラブリーストーリーがお蔭様で1700組を超えました。本当にありがとうございます
↑小野写真館スタッフが素晴らしいサイトを作りましたので、お時間がある方はご覧頂ければと思います。
茨城県にあるプチ結婚式場&ウェディングフォトスタジオ アンシャンテ
茨城県にある個性溢れるドレスショップ ブランシェ
茨城県ひたちなか市にあるブライダルエステ
アメリカでの生活 Part1 「渡米前に嫁の妊娠が判明」編
皆様、こんにちは。茨城県ひたちなか市にある、プチ結婚式場&ウェディングフォトスタジオ「アンシャンテ」、ドレスショップ「ブランシェ」のマネージャー、小野哲人です。
本日も研修中のため、お客様を載せる事ができません。引き続き、マネージャーの叫びです。
以前のブログ「アンシャンテ誕生物語」でアンシャンテができた経緯を掲載致しましたが、今日からの3日間で私が、家族とともに生活し、勉強したアメリカでの生活の中の小野家最大のイベントであった、アメリカでの赤ちゃん出産編です。何故私が妊婦の嫁と、子供1人を連れてアメリカに渡ったのかを知りたい人は、ココをクリック。
まずは「渡米前に嫁の妊娠が判明」編です。
アメリカの写真大学への正式な入学が決まった後に、嫁の妊娠が判明しました。とても嬉しく、大変喜ばしい事でしたが、その時僕は、妊娠している嫁と子供1人連れて本当にアメリカへ行くべきなのか?渡米は、父親として正しい決断なのか?そこまでして、家族を引き連れてわざわざ、困難への道を選ぶべきなのか?と真剣に悩みました。
まず、アメリカへ行っても向こうの産婦人科をどうやって探すの?それも、しゃべれない英語でどうやって、赤ちゃんを産むの?妊娠については日本語でもよくわからないのに、英語なんかでは絶対理解できないよ。もし、むこうで、嫁や赤ちゃんの身に何かあったらどうすんの?など、考えれる数多くの不安が先に浮かびました。
毎日、毎日考えてばかりで、どうしようもなかった時、嫁が一言「赤ちゃんはどこで産もうが同じだよ。絶対に大丈夫だからアメリカに行こう。」と言ってくれました。
もし、その時マイナスの考えばかり持っていた自分に、嫁がそのようなプラスの言葉をかけていなければ、留学もしていなかったでしょう。今思えば、あのような何の根拠もありませんが、嫁がかけてくれた一言「絶対大丈夫だよ」その言葉が、最終的に僕をアメリカ留学へと決断させたのです。
そして、まずは生活の基盤を整えるために、妊娠した嫁と二人でアパート探しにアメリカにでかけたのです。英語もしゃべれない我々にとって、簡単にアパートは探せません。いくとこいくとこ、アメリカ在住の保証人が必要だの、預金残高証明書が必要など、家族で住むため、給料はいくらだの、もちろん勉強で行くため給料などないため、全然見つかりません。
しかし、私どもを助けてくれる人が現れました。一人は、今つくば市で写真館を営んでいる2代目の中泉さん、HPはココ。この方は、その後の私にとっても、課題のお手伝いを頂いたり、家族にとっても、嫁や子供達と仲良く遊んで頂いたりと、感謝しても感謝しきれない恩人です。つくば近辺在住のお方で、七五三などのお写真なら、お勧めです。なによりも、彼自身が最高に面白く、魅力的な人です。
また、その中泉さんに紹介していただいた、シンイチさん。この方は、アパート探しから、サンタバーバラでの生活などを含めて大変お世話になりました。私が、食事面などの家事に疎いため、嫁が出産後は食事の用意なんかも手伝って頂きました。我々、家族にとっての恩人です。
そして、そのシンイチさんの紹介でラッキーにも、アメリカ在住の保証人なしで、とても治安が良く、環境の良いアパートが見つかったのです。ようやく、これでアメリカでの生活基盤であるアパートを見つける事ができました。
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