アンシャンテ

アンシャンテ

312-0042
茨城県ひたちなか市
東大島4-2-12

tel.029-354-6432

営業時間/10:00〜19:00
定休日/火曜・第2水曜

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成長

 皆様、こんにちは。茨城県ひたちなか市にある、プチ結婚式場&ウェディングフォトスタジオ「アンシャンテ」、ウェディングドレスショップ「ブランシェ」のマネージャー、小野哲人です。

 本日13日(火)はアンシャンテは休館日です。

 アンシャンテは館内に「ブランシェ」というドレスショップが入っており、ブランシェはアンシャンテ以外の結婚式場へのドレスレンタルをメイン業務としている。 

 先日こんな事があった。私がドレス搬入にいった、ある結婚式場の担当者から夜9時頃連絡が入った。「明日の式に使用するネックレスがありません!」 これは緊急事態を意味していた。明日結婚式を迎える新婦様のネックレスがないとの事だ。これが事実であれば、ドレスショップとしては一番してはいけないミスである。

 その一方を聞いたスタッフはすぐに、業務を終え帰ってしまった担当者に電話連絡をいれる。そして、残っていた全スタッフで急遽ドレスショップをメインに館内全体を、もしかしたら準備し忘れたかもしれないネックレスを必死で探した。

 そうしているうちに、帰ってしまったブランシェの担当者2名もアンシャンテに戻って、必死で10時30分頃まで探し続けた。でも結局見つからなかった。

 その後、結婚式場に「もう一度そちらでも探してほしい」との連絡をするも、衣装担当者が帰ってしまったため無理とのことで、挙式本番の明日の朝にもう一度連絡をする事となった。

 そして、アンシャンテでは最悪のケースを想定して、カップルが当日使用予定のネックレスに近いものを3つほど用意して、朝一でその式場に、一番近いスタッフに届けてもらう手はずを整えた。

 結局次の日確認すると、ネックレスは式場にあったために、事態は一件落着となった。

 僕は嬉しかった。すごく嬉しかった。ネックレスが式場にあった事が嬉しかったのではなく、この緊急事態を全てスタッフの判断で応対した事、そして緊急事態の時のチームワークがでたからだ。今、アンシャンテはものすごく忙しい時期である。

 特にカメラマンはかなりの数のアルバムを抱えている。でもそんな事お構いなしに、2時間程度必死に皆でネックレスを探した。当たり前の事かもしれないが、もしかしたら他のスタッフが起こしたかもしれないミスに対してココロから協力できる姿勢を見ると僕は単純に嬉しい。

 電話連絡を受けたスタッフの判断も立派だし、もう帰ってしまった担当者2人が、すぐに会社に戻って、皆でネックレスを探した事も嬉しかった。さらには最悪の事を想定して、次の日の対応策までしっかりととっていた事に、スタッフ皆の成長を感じた。

 そのとき僕は何をしていたかというと、そんな事が起きている事も全然知らずに、お恥ずかしながら家でテレビを見ていた。そして11時頃、スタッフから電話が入り、「こういう緊急事態が起きて、このように対処しました。」との報告を受けた。僕はその時「やばい!緊急事態だ!」と思いながらも、その時とったスタッフ皆の行動を聞いて嬉しかった。

 
 日ごろから朝礼で、ミスをした時は、まずはミスをした事を悔やんだり、ミスをした人を責めたりせずに、誰かがしたミスは、アンシャンテのミスと思って、皆で協力して今一番何をすべきか、何をする事が最善策かを考えよう、と言っている。

 そして先日の緊急事態は、結局はアンシャンテ側のミスではなかったのではあるが、逆に僕はこのような事態が起きた事を感謝している。そして、できる限り最大の対処をしたスタッフの皆の成長を感じ嬉しかった。ちょっぴり感動ものだった。 

  
    
 僕は、自分で考え、自分で答えをだして、自分の判断で決断できるリーダーを育てたい。そしてミスをした人間がそのミスを隠さずに、毎朝朝礼でおきたミスを報告し、それを聞いたスタッフが、「ミスを公表してくれてありがとう!」と元気よく言える風通しの良い職場にしたい。

 スタッフが追い込まれて嘘をついたり、ミスを隠したり、誰のせいだなどと責任をなすりつけあうような職場には絶対にしたくない。そうなるとすれば、それは全て自分の責任だろう。会社が起こしたミスは最後は経営者である僕の責任だ。

 だから僕は、自分が信頼するスタッフが起こしたどんなに大きいミスでも、最後は自分が背負う覚悟はできている。決して逃げたりしない。人は機械じゃない、人間だからミスはする。だから皆にはミスなんか恐れずに思い切って毎日の仕事に取り組んで欲しい。

 アンシャンテはこれからも、常に新しいことに挑戦していく。業界のタブーなんか、そんな小さなことは一切気にしない。だから失敗もあるだろう。非難される事もあるだろう。でも僕の理念を達成するためには、失敗することを恐れていては成し遂げられない。何故ならば、アンシャンテが日本に新しい文化を創ると決めたからだ。

 スタッフもどんどん成長している。僕も負けずに成長して、「日本に新しいウェディングフォトの文化を創り、「幸せ」「笑顔」「元気」を地域社会から日本全国に広める」という目標を達成したい。

 

 

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